【レビュー】半年使って体験したAfterShokzの骨伝導イヤホンが最高な理由 

目次

AfterShokz AEROPEX

今回は、個人的にイチオシしている骨伝導イヤホン、AfterShokz AEROPEX を紹介します。

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骨伝導イヤホンとは

空気ではなく、骨を伝って音を伝えるイヤホン

音は振動です。

通常のイヤホンは、スピーカーを通して空気を振動させ、その振動を鼓膜が捉えて音を感じています。

骨伝導イヤホンは、耳を塞がずに、頬骨を通して振動を送り、鼓膜を迂回して内耳に直接音を伝えます。

骨伝導イヤホンのコンセプト

耳を塞がない快適さ

密閉型、カナル型イヤホンは耳の中が蒸れたり、その重みで鼓膜内が痛くなったりしませんか。

骨伝導イヤホンは、耳を塞ぎません。長時間使用しても耳が全く疲れないのです。

眼鏡をかけているイメージと同じです。

私は眼鏡もかけながら、骨伝導イヤホンも同時に装着。

その状態で、通勤時間も仕事中も家に帰っても装着をしています。

一日10時間は装着していますが全く疲れません。

周りの音が聞こえる安全性

最近は、ハイブリッド車や電気自動車など、静音性が優れた車が増えています。

音楽を聴いて歩いていたら、すぐ後ろに迫っていた車に驚いた経験はありませんか。

私が購入を検討したキッカケは、通勤時や、サイクリング時に音楽を聴きたいという理由からでした。

耳を塞いでいないので、後ろから近づいてくる音などにも気づくことができます。

AFTER SHOKZ社とは

2011年にニューヨークで創業。現在はテキサス州オースティンに本社を置く。

骨伝導技術を利用したヘッドホンなどを開発、販売している。

Voxtech社が軍事、警察用に開発した骨伝導特許技術を転用して

スポーツ用、アウトドア用の骨伝導イヤホンを開発。

耳を塞がない安全な状態での音楽体験を提供してくれている会社だ。

日本の公式サイト After shokz
アメリカの公式サイト AFTER SHOKZ

購入に至った3つの理由

カナル式イヤホンが合わなかった

当初、AirPodsに加えて、グリーンに輝くゲーミングイヤホンも使っていたのですが

相性が悪く、長時間使っていると耳が痛くなっていました。

更に右耳と左耳の穴の大きさが違うのか、右側のイヤホンが外れやすく不満でした。

徒歩中、危ない想いをした

通勤で歩いていると突如後ろから自転車で追い抜かれて驚きました。

カナル式イヤホンは密閉型で周りの音を遮断するので

後ろから自転車が接近しても、音では気づかなかとのです。

家電量販店での偶然知った

骨伝導イヤホンの存在を知る機会になったのは、家電量販店の特設コーナーでした。

耳を塞がないオーディオデバイスが展示されていたのです。

体験した中で印象的だったのが

骨伝導イヤホン(AfterShokz) と スピーカー内蔵のサングラス(BOSE)です。

後者は音漏れがひどく、スポーツ特化のイメージ。

通勤用を探していた私は、AfterShokzの購入を決意したのでした。

開封の儀式

恒例の開封の儀式。

買った時の感動を残したいという気持ちと

パッケージまでに込められた想いを忘れないよう、記録を残してます。

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外装カバーを外すと、Apple商品を思わせるような高級感のある箱が登場。

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そこから本の表紙を外すかのように開けていくと、パノラマのオシャレなビジュアルが登場。

外装箱にはマグネットが埋め込まれていて、カチッ、パカッ、と開ける操作感に快感を覚える。

使うことはない外装箱に対しても細部へのこだわりを感じて、購入満足度が高まっていく。

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箱部分を見開く事で中からついに本体が登場した。

右側にはアクセサリーが詰められている。

内容物チェック

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本体を入れるためのシリコンポーチ。

専用のマグネット式充電ケーブルが二本。

耳栓。(骨を伝わるので、耳栓をする事で、周りの音を遮断し、音楽を楽しむことができる)

実際に使ってみた

マグネット式の専用充電コード

最高です。

端子を近づけると磁石でピタっとくっつきます。

Mac Book Pro の充電コードよりも軽く、かつシッカリくっつくマグネットは快感です。

このモデルは、一度の充電で8時間再生可能となってます。

実際、10時間以上装着していますが、本格的に使用しているのは「通勤時間」と「WEB会議」なので

帰宅した頃に電池残量は「ミディアム」です。

どんなふうに聞こえるのか

喫茶店に流れるBGMのような聞こえ方をします。

中音域から高音域はキレイに聞こえ、低音域は弱いです。

大手家電量販店に行くと、試しに装着できるサンプルが置いてあるので是非試してみてください。

音漏れは大丈夫なのか

これはよく聞かれます。

最大音量にすると音漏れしますが、そんなに大音量にする必要はないです。

たまに仕事中、音楽を聴いて作業をしてることがあるのですが、音漏れでバレたりしたことはないです。

機種によるようなので気をつけましょう。

半年使ってみての感想

生活に音楽と学びを添える最高のツール

通勤時間は音声学習をするようになりました。

VoicyやYouTubeで様々なジャンルを音声学習しています。

仕事中や、私生活では小さい音で音楽を楽しんでいます。

衝撃的な便利さ マルチポイント

マルチペアリング機能です。

2つのデバイスと同時にペアリングすることができます。

しかも聞こえる音は、使用する方に自動で切り替わります。

iPhoneで音楽を聴いている 

パソコンにTEAMS通話がかかってきた 

着信を取るとパソコンの音に切り替わる

こんなことを自動でやってくれます。大変便利です。

マルチポイントの設定の仕方

電源OFFの状態から 電源ONボタン(+)を長押ししてペアリングモードへ。

そのままマルチファンクションボタン(装着時左耳側についてるボタン)を長押しすると

マルチペアリングモードに入る。

その状態になったら、設定したいデバイスを順番に接続する。

常時装着する事で体の一部になった

風呂と寝るとき以外は、ほとんど装着するようにしています。

音楽や音声を流してる時間は、装着時間の半分以下です。

それでも付けっ放しにしている理由は2つです。

装着している状態を普段の姿にしたかったから

眼鏡をかけているのと同様に、装着する事で、装着しているのが普通の状態になりました。

おかげで、こんないいことが起きてます。

仕事中、気分転換に音楽を流すことができる。
基本はWEB会議、WEB通話用の音声デバイスと周りからは認知されているので、まさか音楽を聴いてるとは思われない。

自分の好きな音楽を聴きながら家族と会話を楽しむ。
せっかく家族で過ごしているのに、イヤホンやヘッドホンで音楽を聴いてる姿に話しかけたりしませんよね。
骨伝導イヤホンを常時つけているのが普通になると、そんな嫌な思いをさせずに楽しく会話できます。
子供と一緒に公園で遊んでいるときも、「パパ!」と呼ばれる声を聞き損ねる事なんてありません。

ケースがかさばるから

シリコンのケース、というかポーチが付いてきます。

それに保管するのですが、かさばります。

AirPodsのスタイリッシュなケースを愛用してきた私としては、邪魔とまで感じる大きさです。

ならばいっそ、付けっ放しにしてケースに入れなければいいのでは?そう思い立ったのでした。

頼れる防水、防塵性能

IP68の防水設計は、水深2mまでの完全な水没に耐える。

水泳しながら音楽を聴くという新しい体験もできます。

私は音楽をかけながら風呂に浸かって水中に潜ってみました。

いつも通りクリアな音が、通常使用より音が大きく聞こえるその体験は

買ったなら是非一度試してみてほしいです。

スポーツで汚れた時も簡単な水洗いは今のところ全く問題出てなくて便利です。

デメリットもある

周りがうるさいと全く聞こえなくなる

電車がホームに入ってくる時や、片側2車線以上の道路脇を歩いていると、うるさくて聞こえません。

大きい音の前に、小さい音はかき消されてしまいます。カラオケの中で隣の人と話せないように。

昔、実家で、テレビの音が大きくて「電話してるから音下げてー!電話が聞こえない!」と親に言われたように。

(今は携帯電話。静かな部屋に移動したりして話すので、こんなシーンなくなりましたね)

専用の充電コード

使用時間8時間は、1日1回の充電で充分です。

寝る前にコードにつなぎ、朝起動する。

しかし突然の外泊などが起きると少し困ります。

専用のコードを持ち歩いていないと充電できないのです。

かといって、USB-Cなどをつけて欲しかったかと聞かれると答えはNOです。

このマグネット充電コード、かっこよすぎます。

ダサいUSBの穴は、不要です。

眠るときは使えない

後頭部にワイヤーをまわすタイプなので、枕に干渉します。

寝る時は使えません。

後継機として販売されている PLAY の方ならばワイヤーが10cm短くなってるそうなのでいけるかもしれません。

音質は物足りなさも

どうしても音の表現力は劣ります。

おそらくみなさんの想像よりはキレイに聞こえますが、音質重視のデバイスには及びません。

私は少し太ってるので、骨伝導が肉伝導になっており、音質が落ちてるかも。

そこは皆さんの耳で実際に試してみてください。

まとめ After Shokz AEROPEX

メリットとデメリット

メリット

  • 耳を塞がないので、周囲の音が聞こえる。
  • 耳を塞がないので、長時間使用しても耳が疲れない。
  • 連続再生時間8時間。
  • 防塵、防水機能が高く、汗をかいたら気軽に丸洗い。

デメリット

  • 周囲の騒音がうるさいと全く聞こえない。
  • 収納ケースがかさばる。
  • 専用充電コードを無くすと充電出来なくなる。

高級デバイスを持ってる方にもオススメ

高級オープンヘッドホンや、カナル型イヤホンを持っている方にも是非持って欲しい。

使えるシーンが異なるので、骨伝導イヤホンは別物として検討してみてください。

ビジネスツールとしても普及していく?!

私たちは実際、WEB会議で大活躍しています。

テレフォンオペレーターはもちろん、疲労度が全く変わると思います。

トラックのドライバーも安全運転のお供として装着している人が増えてきました。

これからもビジネス用としても普及していくアイテムだと思ってます。

家族の生活にこそ

一つ屋根の下とは言え、音楽の好みは違ったり、子供はゲームしたかったり様々。

骨伝導イヤホンは、耳を塞がないのでコミュニケーションが取れます。

お互い好きな音楽に囲まれ、楽しい気分で過ごしながら、家族との時間も楽しみましょう。

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