クラウドファンディングとは
クラウド+ファンディングの組み合わせからなる造語
クラウドファンディングというのは群衆(クラウド)から資金調達(ファンディング)するという造語。
いいアイデアが浮かんだけども、それを実現するための最初の資金力が無い。
そんな時、インターネットで通して自分の活動や夢を発信して、発案者(調達者)となり、
想いに共感した人や活動を応援したいと思ってくれる人、支援者(出資者)から資金を募る仕組みです。
資産家から融資を受けるのではなく、幅広い群衆から、資金調達をするのがクラウドファンディングなのです。
どこで参加できるのか
一般人や小企業が、プロジェクトを幅広く宣伝し、資金調達まで繋げるのは困難です。
発案者の発信の場を提供し、支援者を繋ぎ、お金の流れを繋ぐサービスを提供しているのが
クラウドファンディングサイトです。
以下、クラウドファンディングサイトの一例をあげておきます。
私は Makuake を使うことが多いです。
支援側としては、プロジェクトの内容こそ重要ですから、どこを使ってもいいと思います。
発案者側は、プロジェクト立ち上げまでのサポートや、手数料などサービスを重視して慎重に選びましょう。
- サポート面:プロジェクトの立ち上げ
- サポート面:プロジェクト実施中のフォロー
- 金銭面:手数料
- 金銭面:入金までのスピード
CAMPFIRE
一人でも多く一円でも多く、
想いとお金がめぐる
世界を作る。CAMPFIRE
資金集めを始めよう。
Makuake
生まれるべきものが生まれ
広がるべきものが広がり
残るべきものが残る世界の実現。
アタラシイものや体験を応援購入しよう。
Makuake
Kickstarter
クリエイティブな
プロジェクトに生命を。
クリエイティブな取り組みを通して可能性を追求。
Kickstarter
クラウドファンディング|魅力
誰かが描いた夢を皆で応援して実現を目指す
誰かの描く夢を、皆で応援しよう!という前向きな試みが素敵です。
ベンチャー投資家ほど大それたことはできませんが、商品代金ぐらいであれば私でも参加できます。
まるでドラゴンボールの世界の中で、悟空の元気玉に元気を貢献するかのような気持ち。
テンションが上がります。
まだ世の中では見かけない商品も
夢が現実になるその瞬間
ピカソは言いました。想像できることは全て現実にできることであると。
私たちが小学校の美術の時間に描いた『空飛ぶクルマ』も今やただの夢物語ではなく、
国土交通省 航空局 から 令和三年三月、空飛ぶクルマ実現に向けた資料がインターネット上に公開されています。
最新テクノロジーの更にその先へ
まるでSF近未来のようなガジェットも多く登場していて、見ているだけでもわくわくします。
そのような商品購入系のプロジェクトの中には、資金投資した特典として、
誰よりも早く製品そのものを獲得できる特典もあります。
まだ想像上でしか存在していない商品が、現実となり、手元に届く。
そんな素敵な体験、してみたいと思いませんか。
中には失敗するプロジェクトも
クラウドファンディングは必ずしもプロジェクトが成功するとは限りません。
中には失敗することだってあります。
失敗時にお金が戻ってくるプロジェクトもあれば、戻ってこないものもあるので注意しましょう。
クラウドファンディングの種類と決済方法
クラウドファンディング|3つの種類
購入型
クラウドファンディングの中で一番主流になっているのが購入型です。
支援金額に応じて、物やサービスなど、金銭以外の特典を支援者に渡すタイプです。
寄付型
支援金を募り、目標達成後、支援者にリターンがないタイプです。
被災地支援、環境保全、病気で治療を受けれない子供達の支援など社会貢献など
困っている人を助けることに協力するプロジェクトが多いです。
募金や寄付に近いですが、最大の違いは、お金の流れや、プロジェクトの取り組みが見えること。
また失敗(目標資金まで集まらなかった場合)に返金される仕組みが作れることです。
金銭型
支援者に対して金銭的にリターンを返すタイプです。
融資型・ファンド型・株式型の3種類があり、投資としての特性を持っています。
融資型(貸付型)
複数の個人から資金を集めて、大口の借り手企業に融資する仕組みです。
クラウドファンディングで募集する時点で利率が決まっており、毎月金利が支払われる流れです。
その資産運用の特性を示すため『ソーシャルレンディング』という表現をすることもあります。
ファンド型
起案者である企業の事業に、支援として投資し、成功報酬リターンとして分配金を受け取ります。
分配金の額は実績に応じて変動するため、支援者の利益は投資したビジネスの実績次第。
まさにベンチャー企業投資家の気分です。
株式型
リターンとして資金提供先の企業の株式を受け取るタイプです。
こちらのタイプも資産運用の側面を有しているため、金銭型の一つです。
クラウドファンディング|2つの決済方法
All or Nothing 方式
オールオアナッシング方式。全てか無か。
目標金額を達成した場合のみ、リターンを受け取ることができる。
目標金額を達成しなかった場合、支援金が返金され、リターンも受け取ることはできない方式です。
支援者(出資者)にも発案者(調達者)にもリスクは低い方式と言えるでしょう。
All in 方式
目標金額に到達するかどうかにかかわらず、必ず決済が実行され、リターンを受け取ることができる。
支援者が一人でもいれば、目標金額にいかなくてもプロジェクトを進めることになります。
この場合、発案者側は、赤字もあり得る話になりますので気をつけましょう。
クラウドファンディング|支援体験談
私は、購入型のプロジェクトに参加することが多いです。
素敵なプロジェクトと出会い、その夢を応援して、一緒に夢の達成を楽しむ。
そんな体験を少しでも共有したいと思い、記事をかいてます。
素晴らしいプロジェクトは、改めて製品化され、一般販売されるケースもありますので
いいなと思った商品は是非、チェックしてみてください。
記事が見つかりませんでした。
クラウドファンディングの弱み
実際に触れられないこと
購入型のプロジェクトの最大の欠点は実際に触れられないことです。
商品が画像でしか確認できないのが非常に大きなデメリット。
質感や重量感は高級感に直結する重要な要素。
実際に触れてみないとわからないことが多い。
プロジェクトの紹介をしっかり読んでみましょう。
発案者の想いから、その商品にどれくらいこだわりが込められるか想像がつくこともあります。
納期がかかる
受注生産となることが多いため、依頼してから手元に届くまでに半年ほどかかることも多いです。
季節感のある商品は、まったく不要な季節に応募を募っていることもあるのでアンテナを張りましょう。
その逆で、欲しい時に頼んでも、届く頃には季節外れなんてことにならないように気を付けましょう。
それでも魅力的なクラウドファンディングの世界
そんなデメリットも上回る最大の魅力は、何より他にはない新しいアイテムが手に入るところにあります。
生産されるアイテムの中には、その後量産されず、手に入らなくなるアイテムになることもあるので
激レアアイテムに発展することも多いです。
ガジェット好きの皆さんは是非、たまにチェックしてみてください。